小学校の集団食中毒、原因は刻みのり!食中毒の感染経路解明!
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コロいぬです!
小学校の集団食中毒の原因は刻みのりだった!全国の給食で刻みのりを使用中止!
東京都の立川市立小学校で起きた集団食中毒の感染原因が刻みのりだったとする都の発表を受けて、同市の清水庄平市長は28日夕、記者会見し、「保護者、児童につらい、苦しい思いをさせてしまった。申し訳ない」と改めて陳謝し、再発防止に向けた対策を早急にまとめる意向を示した。さらに、問題が起きていない小学校の給食でものり使用を控えることや、私立保育園、高齢者施設などに情報提供して新たな食中毒発生を防ぐ考えを強調した。
引用 産経新聞
「東海屋」の刻みのりからノロウィルスを検出!
同市教委によると、刻みのりは各教室で給食当番の生徒がトングでつまんで親子丼に振りかけていた。ちらしすし、たらこスパゲティなどにも使われる定番食材だが、食中毒の感染源になることはほとんどない乾物とあって、「まさかのりにウイルスがつくとは…。加熱しない食材なので、これからは使用が難しくなる」(清水市長)と関係者の間に波紋が広がっている。
引用 産経新聞
刻みのりからノロウィルスが検出されたことは、今までに前例がないと報道されています!
「刻みのり」になぜノロウイルス 乾燥・密閉していても危ない - https://t.co/temNGODkOt pic.twitter.com/WRsgpWCox1
— J-CASTニュース (@jcast_news) 2017年3月1日
「東海屋」の刻みのりは和歌山の食中毒事故にも使用されていた。
和歌山県の集団食中毒では御坊市と日高川町の15の幼稚園や小中学校の子ども、教職員計804人が同様の症状を訴えた。県は調査で、1月25日の給食に出た、ホウレン草やのりなどをあえた「磯あえ」が原因と断定。都からの連絡を受け、磯あえから検出されたノロウイルスの遺伝子型の情報を提供したところ、立川市のノロウイルスのものと一致したという。
引用 朝日新聞
ノロウイルスの感染経路解明!
「東海屋」によると商品を製造する際にのりを刻む作業を大阪の業者に委託しているそうですが、この委託業者はのりを機械に入れ刻む際に手袋をせず素手で作業をしていたそうです。
ノロウィルスはアルコール消毒では死滅しませんので、食品を触る際に給食会社や食品会社では衛生管理により手袋を着用を指導していますし、常に手袋を交換をして作業するようにしなければいけなせん。
今回、ウィルス感染者がのりを素手で触り作業をしたための感染だと思われます。
ノロウィルスは乾燥では不活性化せず、十分な加熱が必要なため食品は中心温度を計測しなければいけません。食品の中心温度は厚生労働省は85℃~90℃を90秒以上を推奨しています。
この委託業者は食品の衛生管理を怠り、製造、販売している「東海屋」の指導管理不足が引きをおこした事故です。
現在、ノロウィルス感染者は1000人を超えていると報道されていますが、2次感染もあるため実際は報道よりも多いと思います。
「東海屋」は早急に出荷した製品を回収し、2次感染防止を呼び掛ける必要があります!